MacBook Air 11inch 特盛
入手して 2 ヶ月使ったのでまとめる.
MBA にした理由.
- 最初は Let'snote R かなあと思っていたのだが,Rシリーズはなんかジャケットとかいってあやしい方向に向かってるし,USキーボードないし,液晶微妙だし,ブ厚いし,値段が高いしで,結局 Macbook Air にしてしまった.
- Windows じゃないと困るのは PowerPoint くらいだったので,Office for 2011 Mac はマトモという評判だけで Mac にすることを決めた.
初期導入時や 2 ヶ月間使ってみた感想.
- Windows XP on VaioZ からの移行が思ったよりも簡単でビビった.
- Mac を日常的に使うのはこれが初めてだが,世の中の沢山のブログの記事に大変助けられた.ありがとうございます.
- Mac のデザインは本当に洗練されてる.MagSafe コネクタとか秀逸.
- ジェスチャーできるタッチパッドがとても便利.スクロールが楽.
- VaioZ に比べて CPU 遅ぇ.まあここはバッテリ持ちや熱とのトレードオフだから妥協できる.
- VaioZ に比べて画面狭い.贅沢な気がするがもう少し高精細なのが欲しい.
- Expose とワークスペース便利.
- SSD は高速.しかし慣れるとそれが当たり前になり,とくに感動はなくなる.しかしもう戻れない.戻りたくない.
Windows --> Mac 移行メモ.
Firefox
プロファイルフォルダをコピーしてくるだけでほとんど動いた.
/Applications/Firefox.app/Contents/MacOS/firefox-bin -ProfileManager
でプロファイルを設定すれば OK.プロファイルフォルダの名前を変えてもいいし,
~/Library/Application\ Support/Firefox/profiles.ini
を書き換えてもいい.
手持ちの Add-on では,KeySnail だけは設定ファイルの場所がプロファイルと独立してたから,手動でインストール&設定しなおした.
VM
Windows では VMware Player を使っていたのだが,Parallels for Mac を導入して,vmx ファイルを開いたら,コンバートしますか?と聞かれて一発変換.メシウマ.
ディスクファイル(vmdk) を 2GB 毎に分割しているとコンバートに失敗するので,VMware player 側で新規ディスクを作ってデータをコピーして...とやったので実時間は意外とかかった.あとは VM 側のネットワーク回りの設定を修正したらネットワークも繋った.Good!
Cygwin Xorg が使いづらくて仕方なかったので NoMachine の NXserver を使っていたのだが,Mac では X11 がまともなので,そのまま ssh -X で繋いで使うことにした.
Office
Microsoft Office 2011 for Mac を導入.
Office 2007 PowerPoint で作った既存のファイルを開いてみたが,ざっと見る限りフォントのズレなどは見当らない.もっと使ってみないと分からないが,とりあえず大丈夫そうだ.配布時は PDF にすればいいのであまり気にもしないだろうが...
Word はまず使わないし,Excel もごくたまにしか使わない (グラフ描画は Gnuplot 派なので) ので,そちらは気にしない.
導入ソフトウェア
文書作成
- Microsoft Office 2011 for Mac
- 大人の嗜み,と誰かが言ってた.
開発
マルチメディア
- VLC
- Video 再生.
ツール
設定,便利系
- AquaSKK
- SKK がないと生きていけない.
- SIMBL/Visor
- Ctrl-~ でターミナルが出る.さっとなにかしたいとき用.でも iterm 使っちゃう.
- KeyRemap4MacBook
- キーリピートを高速化するため.
- OnyX
- ログのクリーンなどで重宝しそう.
- SecondBar
- セカンダリディスプレイにもメニューバーを表示.
- TrashMe
- アプリ削除.
- AppCleaner
- アプリ削除.TrashMe とどっちが良いのかよく分からん.
- StartupSoundPrefPane
- 起動音を消す.必須.
- Growl
- 通知フレームワーク.必須.
- Google Crowl
- Google の新着を Growl に.
- Air Display
- iStat Pro
- ダッシュボードにリソース状況を表示.メニューバーに常駐するソフトの方がよさげだが有料なのであとで検討.--> 検討しなかった.ダッシュボードでいいや.
Firefox
とりあえず拡張リスト.ほとんどがそのまま Windows 時代からの移行.
- GreaseMonkey -AutoPagerize と LDRize しか主に使ってないが,Google 検索時に重宝.
- KeySnail -キーボードショートカット.ないと生きていけない.
- Better GReader -Google reader のカスタマイズ.
- Downloaded Status Bar - ダウンロード Window が出ずにすっきり.
- Extended Status Bar - ステータスバーにいろいろ情報を出す.
- FireGestures - マウスジェスチャー.ノート PC だと,キーボードショートカット多用するのであまり出番なし.
- FlashBlock - Flash 君,君は勝手に動作してはいけない.負荷高すぎるから.
- Hatena Bookmark - 公式のやつ.Ctrl-Shift-B は重宝.
- It's All Text - 使えるか,と思ったが,KeySnail の MacSet プラグインがあれば,ブラウザ上での編集でも特に困らないのだった.
- Read It Later - はてブの [later] タグと同じ.どちらかというと iPhone でとっさに記録したいときに使う.
- ScrapBook - ネットが使えないもしくは遅い環境にいることが最近は少ないのであまり出番がない.供えあれば憂いなし?マニュアルサイトの類いとか.
- SQLite Optimizer - データベースの compaction と reindex をしてくれる.しかし,そもそもデータをたくさん持ってるだけで重くなるので,履歴はガンガン消す or 残さないのが心の健康にも良い.
- XUL Migemo - 辞書つきインクリメンタルサーチ.
- Zotero -文献管理.ACM などからクリック一発で文献情報を取り込んでくれて Bibtex 吐けるのは便利.
- Tree 型 Tab - タブを開きまくる病気にかかる,定期的な人力でのガベコレすべし.
- BarTab - 起動時復元された大量のタブを実際にはクリックするまで読み込まない.必須.
チューン必須.CPU が非力なのと,SSD は速いといっても書き込みしまくるとモタつくため.
- about:config 設定
- browser.cache.disk.enable = false
- browser.cache.disk.capacity = 0
- browser.cache.memory.enable = true
- browser.cache.memory.capacity = -1
- browser.cache.offline.enable = false
- browser.cache.offline.capacity = 0
Macports について.
Gentoo の emerge みたいなパッケージ管理システム.
とりあえず入れてみたが,UNIX 系のソフトウェアは,VM 上の Debian Linux 上で使えばよいと思ってしまうのであまり Mac 上でやる気がおきない...
キーボードショートカットについて
ctrl-space (C-SPC).
-
- Spotlight のショートカットは キーボード設定で Option+Space に変更.
- Firefox だと,デフォルトで contextmenu (右クリックででるアレ) になってしまうので,Emacs 派にとっては忌むべき挙動だが,KeySnail の set-mac plugin を使って解決.環境設定 --> コンテンツ --> Javascript 詳細 --> コンテキストメニューの無効化または変更を許可 を有効にしないと動かないので注意.これにはハマった.
参考サイト.
いっぱいありすぎて,整理するのを先のばししてるうちに履歴が消えて情報が失なわれてしまった.「macbook air 初期設定」「macbook air ソフトウェア」などでググると上の方に出てくるやつを片っぱしから読んだ.30 エントリくらいに目を通したような気がする.